2004-11-20

柿の実の深き朱の色空に映え 

柿が実る時季というのは空気が澄んでいて、高い空がとても青くみえませんか。柿の実もより一層美味しそうに見えます。

これは職場の上司が作った句です。どなたか下の句を考えてください。随時募集中!

(かきのみのふかきしゅのいろそらにはえ)
2004.11.20 haiku:(c)hideko / photo:(c)Shingo Okamoto


(下の句)--- 木に登る子ら嬉々とするなり --- cherico

2004-11-19

冬支度毎年のこと薪を積む 

新しい試み。いつもは自分の心で俳句を作るのですが、今回は「相手が作ったら」こんな句が出来るだろうか?というもの。

冬に備えて、ひとり黙々と薪を割る。積む。割る。積む・・・。私たちはその光景に季節を感じるだろう。しかし薪割りの人はこう言うかもしれない。「そんなに目新しいかい?」

(ふゆじたく・まいとしのこと・まきをつむ)
2004.11.19
haiku:(c)cherico / photo:(c)yuko



この素敵な写真はブログ友達の :: y's PHOTOBLOG :: さんからお借りしました。Thanks!!

2004-11-13

御仏の笑みに秋陰晴れにけり 

観音様に会いに行った。曇っていたけど、カメラを向けたら急に青空がのぞいた。さすがです、観音様! あなたの笑みにはパワーがあります。


(みほとけのえみにしゅういんはれにけり)
2004.11.13 haiku&photo:(c)cherico

2004-11-12

走ってくよ日が暮れる前にあの場所へ 

日没が早まってきた。なんか少し損した気分になる。いつもと同じように待ち合わせ場所へ。太陽を追いかけるように、つい急いで走ってしまう。


(はしってくよひがくれるまえにあのばしょへ)
2004.11.12 haiku:(c)cherico / photo:(c)Shingo Okamoto

2004-11-10

空を見て一日占う秋の朝 

昼間は暖かいけど朝夕の油断は禁物だ。今日は何を着ようかな。洗濯はするべきか否か。


(そらをみていちにちうらなうあきのあさ)
2004.11.10 haiku:(c)cherico / photo:(c)Shingo Okamoto

2004-11-09

猫を飼い窓辺でまどろむ昼下がり 

縁あって子猫2匹と暮らすことになった。最初は戸惑った。将来的に犬は飼っても猫は・・・と思っていたから。しかし、いざ飼ってみたらまさに「猫かわいがり」。もうキミたちの居ない生活は考えられないのだよ。


(ねこをかいまどべでまどろむひるさがり)
2004.11.09 haiku:(c)cherico / photo:(c)nori

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2004-11-05

葉っぱ散る小枝の向こうに秋の空 

今日も一日心地よい晴天だった。枯葉を踏みながら歩いてふと見上げてみた。実はこの句には前身がある。
「木の葉散る寂寥から見る秋の空」。
ちょっと硬すぎるね。


(はっぱちるこえだのむこうにあきのそら)

2004.11.05 haiku:(c)cherico / photo:(c)so-ten

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