Monday


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12月28日
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仁川(インチョン)国際空港内。
サッカー・ワールドカップの為に建設されたのかな?
とっても新しい空港でした。
まだ韓国に来た、という実感がない。



仁川のホテルに着いて荷を解く。
その後、通りをはさんだ所にあるコンビニに行く。
インスタントコーヒーを買いに・・・。



仁川の朝。昨夜から印象的だったのは、キリスト教徒の
シンボル・十字架があちこちの屋上に掲げられていたこと。
それも、赤い電飾の十字架だった。



仁川上陸作戦記念館にて。
『仁川(インチョン)上陸作戦』については こちら をご覧下さい。
ソウル以外にも見る所はありますね。



発射台も、今となっては記念撮影ポイント。そんな時代になって良かった。



記念館前の広場から仁川の街を望む。



一時は北側の軍に押され気味だったことも・・・。



韓国のファミリーマートです。
文字が読めなくても分かってしまうところが「慣れ」なんでしょうかねぇ。
コンビニは日常の一部となりました。
外国で見つけるとホッとしてしまう。



自動販売機。韓国では何故か「ポ○リスウェット」の
機械が多かったです。販売機自体の数は少なかったけれど。



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12月29日~30日
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ハングルを全く読むことが出来ない為、
市内のバスには乗れません・・・(T_T)



仁川国際空港からソウルまで連絡バスに乗る。広ーい広ーい道路。



やっと街が見えてきました。



韓国は、こういうマンション(アパート?)が目に付きました。



あぁソウルの街も日本と同じかな?と思っていたら・・・



あっと言う間にハングルの渦に巻き込まれました(@_@;



噂に聞いていた《ウェディングドレス通り》。
韓国の女性もやっぱりドレスに憧れるのかな。



この日の夕飯はガイドブックに載ってたお店。日本人客多し。



おしゃれな店が多い明洞(ミョンドン)の通り。
私はコーデュロイ・パンツ買いました。



ソウルの大通りイルミネーション。



民族衣装が綺麗でした。



韓国の白バイ(?)です。



ソウル大通り



「すすすごい!」の一言です・・・。



【景福宮(キョンボッグン)】
1392年、朝鮮王朝を建国した太祖・李成桂(イソンゲ)が
1394年に都を漢城(ソウル)に定めた際に正宮として建てられた。(*1)
「建春門(コンチュンムン)」は大通りに面している入り口。



「慶会桜(キョンフェル)」は当時の迎賓館だった。(景福宮2)



(景福宮3)



(景福宮4)



(景福宮5)



(景福宮6)



1592年、壬辰倭乱(豊臣秀吉の朝鮮出兵)で
ほとんどの建築物が消失した。現在見られる建物は
1865年に再建されたもの。(景福宮7)



オンドルは高麗時代に、高句麗族の南下によって
北方から伝わったと言われている。(*2)(景福宮8)



景福宮の敷地内にある「国立民族博物館」。キムチが出来るまでを
ミニチュアの人形たちが紹介してくれたりする。(景福宮9)



池は凍っています。
福岡の大濠公園を思い出したのは私だけ?(景福宮10)



これも多分オンドルだと思うのですが・・・。(景福宮11)



(景福宮12)



(景福宮13)






「千秋殿(チョンチュジョン)」は、王が臣下と学問を論じた所で、
第4代世宗(セジョン)が学者を集めてハングル文字を創り出したのも
この場所だった。(*1)(景福宮14)



【南大門市場】
何でもありの南大門! 上野のアメ横をパワーアップさせた感じ。



ふらっと立ち寄った食堂で「マンドゥグック」を食す。
ワンタンの皮のような白玉のような?餅の入ったスープだった。
美味しかった!



寒いというのに露店が賑わっている。興味あったが何を頼めば
よいのか分からず・・・ただ見ているだけの私。次回こそは!



韓国、というと焼肉のイメージあります? 
実際はそうでも無かったです。あっさりした食べ物も多かったし、
このような露店で食べる人が多いようです。
ファーストフード感覚?



街のスタンド(露店)で買ったタイヤキ。揚げてあるのが韓国風? 
その店でコーヒーをすすっていたビジネスマン(韓国の方)に
「日本から来たの?」とニホンゴで訊かれました。身元バレバレです(^^;



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12月31日
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ソウル駅。東京駅に似てる? それもその筈、東京駅に似せて
作られたそうです。こんな所にも日本の影、という感じ・・・。
今日はここから鉄道で釜山(プサン)に向かいます。



これから乗る電車(矢印は逆です)。



本当は、特急「セマウル号」に乗る筈だったのに・・・。
指定席を予約していなかった為、普通列車に乗ることに。
それも立ち席・・・。釜山まで5時間(T_T)



途中通過した駅。列車の立ち席は、いわゆるデッキ部分で
暖房設備が無かった。とっても寒い・・・。日本と同じく、
年末ということで帰省客で座席も立ち席もいっぱい。
兵役中の青年もちらほら。車窓(というかドア)からの
景色は日本の田舎より荒涼とした印象を受けました。
今だったら俳句が沢山出来たかもしれません。



いやぁ~やっと釜山の街が見えてきたぁ!



釜山の街って、なんだか故郷の下関に似てるかも?



釜山駅構内にて。
私としては、もう既に半分帰省してる感覚。



釜山駅を出たところ。やっぱり似てる・・・。
ここなら住めるかも。(^^;



余談ですが、下関にも韓国の方が沢山住まれていますし、
商店街には釜山から商売しに来るオバチャンが多い!^^



釜山のホテルの部屋から撮影。日中バージョン。



夜バージョン。
この日は年越しの関係で、夜中でもこの通りでした。
この風景を飽きずにずっと眺めてました。



釜山市内の地下鉄車内にて。
日本のそれと変わりません。行き先も分かりやすいので、
韓国初心者の私でも利用できましたよ。下関より近代的!









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旅を終えて
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韓国を訪れたのは今回が初めてでした。山口県下関市出身の私がどうして今まで韓国に行かなかったのだろう?と自分でも不思議です。行ってみたいなぁと思いつつも ○十年も経ってしまった。地理的にも心理的にも近い存在だったからでしょうか。なにしろ、実家でラジオをONにすると、ハングル放送のほうが電波強いですから(^^;

秀吉の朝鮮出兵でも分かるように、日本は韓国に歴史的な爪痕を残しています。今も反日感情を抱いている方もいらっしゃるそうです。と聞いていたので、訪韓中は失礼のないように・・・と少し身構えていました。でも、実際は色んな方に親切にしていただき、とても感激して帰国しました。

実は、訪韓中に小銭入れの所在が分からなくなり、ソウルのホテルに「部屋に落し物が無かったでしょうか?」と問い合わせをしました。すると、帰国後、ホテルの方が国際電話を使って「探したけれど無かった」ことを報告してくださりました。しばらくして荷物の底の底から小銭入れは見つかり、あぁソウルのホテルに連絡しよう!と思いつつ・・・連絡しそびれてしまいましたm( _ _ )m。今度またソウルを訪れるときは、あのホテルに泊まろうと決めているので、そのときは絶対報告しなきゃ!と思っています。

韓国って不思議な国です・・・良い意味で^^。なんなのでしょう?「ハマる」という言葉が本当にピッタリです。キムチはもちろん、料理も美味しいし人は温かいし、街は活気に溢れているし。その場に居るだけで元気になれるんです。
ハングルは全く解らなくて何度も困っても、旅が終わる頃には「ハングル勉強してみよ~っと!」と "やる気満々"になったりするのです。もうこうなると「ハマる」を通り越して「中毒」というような表現が適しているのかもしれません。

2004年の2月にまた訪韓します。ハングルはまだ「少し読める・・・かな」程度ですが、またあの熱い空気に包まれてこようと思っています。楽しみです。


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<< 文中の脚注について >>

(*1、*2) 参考文献:『JTBのマップルガイド⑦ひとり歩きのソウル』1997年版。
(*2) 「オンドル」補足説明 --- 現在使われているオンドルは温水を利用しているが、当時のオンドルは、油紙を貼った床下に煙を通して部屋を暖めていた(床暖房)。