2005-12-04

晩秋の足もと染める紅葉狩 

秋の風景・・・なにも上を見るだけが紅葉狩じゃぁないんだ。地面に落ちた葉を、ちょっと遠慮気味に踏みしめる、その音が晩秋を感じさせている。

(ばんしゅうのあしもとそめるもみじがり)
2005.12.02 haiku:(c)cherico / photo:(c)nori

2005-11-28

黄金いろの空気が山寺をつつむ 

寺の色が抑えられて質素にさえ見えるのは、もしかしたら四季との調和のためかもしれない。自我を慎め。

(こがねいろのくうきがやまでらをつつむ)
haiku:(c)cherico / photo:(c)nori

2005-11-24

ハングルの声に目を閉じソウルの夜 

明日にでも韓国へ行きたい私(笑)。それが叶わないのならせめて、新大久保でハングルの波に乗って来ようか。食堂で聞こえてくる声に耳を傾けていると、そこはまるで、あの夜のソウルみたいだ。

(はんぐるのこえにめをとじそうるのよる)
2005.11.23 新大久保にて haiku:(c)cherico

2005-11-22

三日ならまだいい一年も坊主 

・・・この俳句ブログのことです(爆)

(みっかならまだいいいちねんもぼうず)
2005.11.22
haiku:(c)cherico / photo:(c)Shingo Okamoto

2004-12-15

コートにショール歩く姿はミルフィーユ 

この時季、まだダウンコートは着ない代わりに、ショールやマフラーなどで重ね着します。ババシャツ+セーター+上着+ショール+帽子+手袋+・・・。


(こーとにしょーるあるくすがたはみるふぃーゆ)
2004.12.14 haiku:(c)cherico / photo:(c)so-ten

2004-11-20

柿の実の深き朱の色空に映え 

柿が実る時季というのは空気が澄んでいて、高い空がとても青くみえませんか。柿の実もより一層美味しそうに見えます。

これは職場の上司が作った句です。どなたか下の句を考えてください。随時募集中!

(かきのみのふかきしゅのいろそらにはえ)
2004.11.20 haiku:(c)hideko / photo:(c)Shingo Okamoto


(下の句)--- 木に登る子ら嬉々とするなり --- cherico

2004-11-19

冬支度毎年のこと薪を積む 

新しい試み。いつもは自分の心で俳句を作るのですが、今回は「相手が作ったら」こんな句が出来るだろうか?というもの。

冬に備えて、ひとり黙々と薪を割る。積む。割る。積む・・・。私たちはその光景に季節を感じるだろう。しかし薪割りの人はこう言うかもしれない。「そんなに目新しいかい?」

(ふゆじたく・まいとしのこと・まきをつむ)
2004.11.19
haiku:(c)cherico / photo:(c)yuko



この素敵な写真はブログ友達の :: y's PHOTOBLOG :: さんからお借りしました。Thanks!!

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